田 川 建 三 か ら の                
お 知 ら せ

                        (第25回) 2019年6月9日、 7月20日


                                        TAGAWA Kenzo

目次
     I. 今回の更新、及び前回までの更新
    II.出版状況  III.執筆 の予定  IV. 私塾(公開講座)  V. 今日の一言 VI. 通信欄
    II から VI は、クリックしていただくと、この頁の後方のそれぞれの個所にとぶことができます。

今回の更新(19年7月20日)
 1. G・F・ヘンデルのメサイア 『歌詞に対する解説と訳註』 公開販売終了のお知らせ
   6月3日に新しく書いたこの欄で、
   4月28日に合唱団コレギウム・ムジクムの 「ヘンデル・メサイア」 の演奏会の折にお配りした『歌詞の対訳』
    及び 『対訳のための解説と訳註』 の小書物を、ご希望の方には、このサイトを通じて申し込んでくだされば、お送りします、
    と募集いたしました。
   しかし、申し込みの速度が以外と速く、昨晩 (7月19日)に、最後に残っていた1冊が売り切れてしまいました。
   そういう次第で、この公開販売は終了させていただきます。

   演奏会が終った時点で残部は 70部ぐらいだろうと思っていたのですが、後で正確に数えてみると 93冊ありました。
     これだけあれば、平均して毎月15冊ぐらいずつ売れると、年末までには売り切れるかな、と呑気にかまえていたのですが、
     意外と申し込みが舞い込む速度が速く、最初のうちは週に30冊ぐらいも申し込みが入ってきて、
     これは大変、と慌ててコレギウム・ムジクム他にあずけてあった残部もすべて回収し、合計 123冊になりました。
     それが、1ヶ月余で全部売り切れてしまったので、この1ヶ月はそれへの対応ですっかりふりまわされてしまいましたが、
     おかげさまで、多くの読者の方々とメール等で直接ふれあうことができ、なかなか楽しい1ヶ月でした。
     お申し込み下さった皆様に、心から感謝いたします。

   なお、6月3日に、その募集に際して記したこの小書物の紹介文は、これだけお読みになられても、
    メサイアの歌詞についてのおよその問題点と、私の解説の基本趣旨をおわかりいただけますので、
    その記事は、まだしばらくの間、ここに残しておきます。
    興味のある方は、次の項目をクリックして、お読みくださいますように。
     → ヘンデル・メサイアの歌詞対訳の解説と註

 2.今後の私の仕事について
  この「メサイア」の仕事のせいで、昨年11月末から本年4月末まで、5ヶ月余の間、
   日々睡眠時間を削りながら、ずっと頑張ってしまいましたので、
  本業の『新約概論』の執筆がだいぶ遅れてしまいました。 御寛恕ください。

  しかし7月に入ってから、すでに本格的に 『新約概論』 の執筆の作業にもどっておりますので、御安心くださいますように。
  まだ、この執筆の予備作業として調べておかねばならないことがいろいろあるので、その作業のために多くの時間を用いておりますが、
  すでに他方では、原稿そのものの執筆にもかかっております。
  順調に動き出しておりますので、ご心配なくお待ち下さいますように。


前回の更新 (19年4月13日)
 
上述のコレギウム・ムジクムの4月28日の「メサイア」演奏会について書いたものですので、もう終ったことですから、削除しました。

前々回の更新
(18年8月13日)
 『新約聖書・本文の訳』 が発行されました
  7月25日に発行、発売されております。
  作品社発行。 税込み価格、上製本(A5判) 4320円、携帯版(A6判) 1944円
   (追記 上製本は遅くも来月には第3刷が発行されます。携帯版は初刷りを多く刷ったので(5000部)、まだ増刷にはなりません。
    19年6月4日)

  内容は、新約のすべての文書の日本語訳の訳文だけを集めて、一冊にしたものです。
   『訳と註』は厖大な叢書ですから、持ち歩きはできませんし、その他、訳文だけで一冊にまとまっていれば便利ですから、
    そういう理由で発行したものです。
  本書の特色は、添付の別頁でご覧下さい(右をクリック) → 新約聖書・本文の訳

  当然ながら、いろいろ多く特色がありますが、まずは実物を手にとってご覧くださいますように。
  ただ、とりあえずはまず、巻頭の「はじめに」(そもそも新約聖書とは何か。また本書の特色、翻訳の基本方針、等々) を
   お読み下さいますように。
  それから、各文書の訳文をお読みになる前に、巻末の「解説」(各文書の特色、実態についての解説) もお読み下さいますように。 

  二つの判型
   まったく同じものを、二つの判型で発行しました。
   上製本(A5判、要するに『訳と註』と同じ大きさ) は、保存用、また家でゆっくりお読みいただくためのもの。
     また、小さい字は苦手、という方もこちら。
   携帯版(A6判、ほぼ文庫と同じ大きさ。 製本は、いわゆるペーパーバック)
     上製本をちょうど半分の大きさに縮小したものです。中身はまったく同じ。
     ポケットにも入るし、持ち歩きに便利。
     こちらはともかく定価を安くすることを第一目標としました。
      従って、一つの頁に大量の分量を詰め込んだので、文字がかなり小さい。
    比較的眼のいい人で (しかし私でも老眼鏡をかければ容易に読めます)、なるべく定価が安い方がいい、という場合。


      ☆       ☆       ☆       ☆       ☆

前々々回(18年1月1日)までの更新のうち主なもの (18年8月の現状にあわせて少し書き変えました)
 毎日出版文化賞の授賞式の挨拶
  この授賞式でしゃべった短い挨拶が、一部の人々の間で少しばかり話題になっているみたいですから、
  正確を期するため、私がしゃべった文章をそのままここに公表します。ご確認下さい。
  けっこう面白いかも。→ 出版文化賞の挨拶

 『新潮』2018年2月号掲載の短いエッセー
  上記の挨拶は短かすぎて、言いたいことが十分に言えなかったので、雑誌 『新潮』 にエッセー執筆を依頼されたのを幸いに、
  その中の最も本音の部分をやや詳しく 2頁ほどのエッセーにまとめました。
  「パン屋さんと学者の仕事」 と題した文です。1月6日発売。

  『新約聖書・訳と註』第7巻黙示録についての情報はすべて別頁に移しました。
   次をクリック → 第7巻ヨハネ黙示録 黙示録について、かなり詳しく書いてあります。。
   なお、時間のない方々のために、御自分に興味のある頁を容易に見つけられるように、第7巻のための 読書案内 の頁を作りました。
   その頁を読むには、次をクリックして下さい。→ 時間のない方々に、読書案内

  同第6巻(公同書簡、ヘブライ書)についても、第7巻と同様に、やや詳しい紹介を記してあります。 → 第6巻の特色
  それ以外の巻については、下の 「出版状況」 にある 『新約聖書、訳と註』 全体の紹介の頁をご覧ください。

 『訳と註』を補足する二つの仕事 の予定
  うち一つの 『本文の訳』 は、上記のように、すでに発行されました。
  第2の仕事は、全7巻8冊に対する索引の巻を発行です。
   多くの読者の方々が、「あれ、あの件、どこに書いてあったっけ」 とお思いになられることが時々おありでしょう。
   しかし、全6000頁の中からその個所を探し出すのは、至難の業です。
   従って、索引の巻は必需品と思われるので、作品社と協議して、これを作ることにしました。乞う、御期待。
    『新約聖書・訳と註』 補遺・索引 という巻になります。
   しかしこれは大変な作業ですから、1、2年以内に、というわけにはいかないと思います。

 『訳と註』の誤記誤植訂正表について
   すでに多くの巻が増刷を重ねていて、それぞれ増刷のつど、かなりな程度の修正を行なっています。
   もっとも、そのほとんどは、ご覧になれば誰でもおわかりになる程度の単純な不注意です。
   しかし、たまに、けっこう重要な修正も出て来ますので、誤記誤植訂正表が必要になります。
   それにもかかわらず、長いこと、このサイトにそれを掲載する作業を怠っていて、どうもすみません。
   ようやく全巻完了し、多少時間の余裕を得ましたので、これから少しずつここに公表してまいります。
   現在のところ、このサイトにのっているのは第1巻第2、第3刷での修正についてのみです。左の文字をクリックして下さい。
   他の部分については、これから鋭意努力して、ここに掲載するようにいたします。

うち、重要な修正 (第1巻第3刷と第2巻上第2刷における) とお詫び
  以上のうち、とりあえず、重要な間違いを3個所お知らせしておきます。
  うち二つはだいぶ前からこの欄で指摘してあったものですが、三つ目は17年末にやっと気がついたものです。
  どうしてこんな単純な間違いに今まで気がつかなかったのか、まことに申し訳ありません。

  かなり多くの場合、眠いのを無理して頑張っているので、この種の不注意が生じます。
  しかし、くり返し読み直し、校正もしっかりやっているのだから、普通なら、自分で気がつくはずなのですが……

  第1巻124頁左から4行目 マタイ福音書本文の訳の最後の文
    私があなた達に教えた → 私があなた達に命じた
  第2巻上ルカ福音書 209頁左から12行目 (《幸いの呼びかけ》 の並行記事の指摘
    マタイ6・1−12 → マタイ5・1−12
  第1巻121頁8行目、マタイ27章28節の訳文
    そして緋色の外套を着せて、彼を被った → そして彼の(衣を)ぬがせ、(代りに)緋色の外套を着せた。


 * * * *

以下、各項目ごとに、詳しいリンク頁がついています (「出版状況」 以下で、 項目名に下線のあるもの)。
御覧になるには、それぞれの下線の色文字をクリックして下さい。

II.出版状況 (定価は消費税ぬき価格) 番号は発行年月日順

   15. 新約聖書、訳と註、作品社
       第1巻(第2回配本)、マルコ福音書、マタイ福音書
          2008年7月発行、A5判、878頁、定価5800円(税別)
      現在第5刷 (2014年10月30日発行)
          第2刷での修正 左の文字をクリックして下さい。
   第2巻上(第4回配本)、ルカ福音書
      2011年3月5日発行、A5版、534頁、定価5200円(税別)
          現在第3刷 (2019年9月)
        第2巻下(第5回配本)、使徒行伝
          2011年9月はじめ発行、A5版、約720頁、定価5600円(税別)
      使徒行伝についての 添付地図の特色 左の文字をクリックして下さい。
          現在第3刷 (2017年11月)
   第3巻(第1回配本)、パウロ書簡その1(第1テサロニケ、ガラティア、第1第2コリントス)
      2007年7月発行、A5判、584頁、定価4800円(税別)
          現在第4刷(2019年4月発行)
        第4巻(第3回配本)、パウロ書簡その2(ローマ、フィリポイ、フィレモン)、擬似パウロ書簡
          2009年7月25日発行、A5判、820頁、定価6000円(税別)
          現在第3刷 (2015年4月発行)
       第5巻(第6回配本)、ヨハネ福音書
      2013年6月25日発行、A5判、798頁、定価5800円(税別)
          現在第3刷 (2017年11月発行)
       第6巻(第7回配本)、いわゆる公同書簡、ヘブライ書簡
      2015年3月20日発行、A5版、844頁、定価6200円(税別)
      現在第2刷 (2018年9月発行)
          第6巻についての案内 ← ここをクリックして下さい。
       第7巻(第8回配本)、ヨハネの黙示録
      2017年8月28日(30日?)発売開始予定、A5版、878頁、定価6600円(税別)
          第7巻についての案内 ← ここをクリック
 
    1.イエスという男、第2版(増補改訂版)、作品社、2004年6月10日発行
    四六判、 430頁、 定価2800円 (税別)       
        現在第11刷 (2018年9月)
         第2刷もすでに11刷に到達したかと思うと、何と申しますか。
    初版は三一書房、1980年3月、多分21刷まで(1999年)
       
2.書物としての新約聖書、勁草書房、1997年1月初版発行
   現在第14刷 (2013年12月発行)、8000円 (税別)
3.マルコ福音書(現代新約注解全書)、上巻、新教出版社、1972年1月初版発行
   改訂版第3刷(実質初版第10刷)、2007年7月、4000円 (税別)

    4.キリスト教思想への招待、勁草書房、2004年3月10日発行
       現在第7刷 (2014年秋頃)、 定価3000円 (税別)、 四六判 333頁

    5.思想の危険について、吉本隆明のたどった軌跡、1987年8月初版発行、インパクト出版会
        新装版、2004年10月30日。 内容は、 表紙以外はまったく同じです。
       

6.宗教とは何か、 改訂増補版(新書版)、洋泉社 (新書MC) 
   かつて大和書房で発行したもの(1984年3月初版) を、洋泉社から、2巻に分けて発行。
       大幅に改訂、多少の増補。
       上巻、『宗教批判をめぐる』、 2006年5月発行、定価1500円(税別)
     現在第2刷、2006年6月発行
   下巻、『マタイ福音書によせて』、2006年7月発行、定価1500円(税別)     
7.歴史的類比の思想、勁草書房、1976年6月初版発行
   現在、新装版(実質初版第4刷、2006年9月5日))。 定価2700円 (税別)
8.立ちつくす思想、勁草書房、1972年12月初版発行
   現在、新装版(実質初版第6刷、2006年9月9日)。 定価2700円 (税別)
       
9.原始キリスト教史の一断面、勁草書房、1968年8月初版発行
   現在、新装版(実質初版第12刷、2006年9月5日)。 定価4000円 (税別)

   10.批判的主体の形成、 増補改訂第2版(新書版)
        1971年に三一書房から発行した評論集の全文書き直し。
        洋泉社 (新書MC)、2009年11月7日発行  ただし現在絶版
        いずれ、もう一度書き直して、別の出版社から再発行するつもりです。


 翻訳(現在入手可能なもののみ)
    11.ウィリアム・ティンダル、ある聖書翻訳者の生涯(翻訳)、勁草書房、2001年1月初版発行
       現在第2刷 (2001年6月)、8400円 (税別)

    12. ハンス・コンツェルマン著 『時の中心、ルカ神学の研究』
       新教出版社、1965年11月(現在多分1987年の第7刷が最新)。しかし通常版は入手不可能。
       現在、オンデマンド出版で入手可。定価は忘れました。かなり高い。
       Hans Conzelmann, Die Mitte der Zeit, Studien zur Theologie des Lukas,
       4. Aufl. 1962, Tuebingen


 以下の本は品切れないし絶版です。
13.思想的行動への接近、 河田稔氏発行、 1972年11初版発行
       現在第2版、1979年10月、 1500円。 残部なし。 リンク頁を見られたし。
14.Miracles et Evangile, la pensee personnelle de l'evangeliste Marc,
   1966, Paris , Presses Universitaires de France
       数年前に絶版になりました。
       pensee と evangeliste の下線はエ・アクサンテギュです。
   ストラスブールで書いた博士論文です。   


III.執筆予定

 無事何とか 『訳と註』 と 『本文の訳』が完結しいたしましたが、これで終りというわけにはいかないので、一応、もしも自分の人生に余力が残っていれば、以下の著作を順に手がけていきたいと思っておりますが、果してどうでしょうか。

  1. 『訳と註』全巻索引  全7巻8冊にわたって、詳細な索引を作成します。上述 「前回の更新」 を見られたし。
  2. 新約聖書概論(仮題)  これだけは、何が何でも生きているうちに仕上げないといかないので、一休みして体力がもどってきたら、まずこの本を仕上げる作業に集中します。
  3. リーメンシュナイダー もしくは自治自由の都市の形成
  4. マルコ福音書註解・中、下巻  多分この本の続きを新教出版社から出版することは、もう、ありえないと思います。続きは、構想を改めて、別のところから出版するか??

IV. 私塾
 私塾と称して、自分で主催して、定期講座を開催しています。 場所は京阪神地域。
 詳しくは2行上の緑字の 「私塾」 をクリックしてください)。

V. 今日の一言
  この項目、今のところ、完全に休眠状態です。早く、こういうものを書ける時が来るといいな、と思います(2019年6月)
 
 既発表分
 第1回の分から全部保存してあります。 上の「既発表分」の文字をクリックして下さい。
 第11回は「下手の文章書き」と、「人間にレッテルを貼るな」。第10回「後期高齢者何とか。あるニュースの扱い」、第9回 「福知山線の事故」、 第8回 「誰があいつを支えているのか」、 第7回「いろいろ」、 第6回 「子どもは誰のものか」、 第5回 「イラクをめぐる嘘論理」、 第4回 「火事場泥棒」、 第3回 「あなた方は何を悲しむのか」 (多少追記を書き込みました)、 第2回 「是非善悪……」 、 第1回「今の日本はこわい」

VI. 通信欄
 とりあえず次の方法で、私のところにメールをお送りいただくことができます。

 まず  http://www.tagawa-kenzo.server-shared.com/FormMail/formmail/FormMail.html にアクセスしてください(左をクリック)。
 これは私個人あての通信欄です。私以外の誰の目にもふれませんから、ご安心下さい。
 通信欄の中の 「郵便番号、住所、電話番号、ホームページ」 はお書きになる必要はありません。無視して下さってかまいません。
 お名前と、ご自身のメールアドレスは必ず書き込んで下さい。
 それで、 「ご意見、ご質問」 欄に、あなたの通信文をお書き下さり、「確認」 をクリックし、その次に出て来る画面で 「送信」 をクリックすれば、送信完了です。

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